意識と無意識のはざま

綺麗じゃなくても言葉を紡ぐ

勝手に紅白歌合戦2017、その2

 

Latte's select 勝手に白歌合戦! 

 

今回は第二弾です。

第一弾は↓

 

それじゃあいってみよー!

 

 

10.JP THE WAVY / Cho Wavy De Gomenne Remix feat. SALU

 

SALU、二度目の登場。(あともう一回登場します…)

超海老でごめんね🍤が今年の個人的マイブームでした。海老🍤

この曲の替え歌がYoutubeにたくさん投稿されていて面白いんですよね。超セミでごめんねとか、超オタクでごめんねとか。

このパーカーに袖通さないでスヌーピーのTシャツ見せるスタイル、どうやら撮影時暑くてこうなったらしいんですが、このスタイルをどうしてここまでカッコよく着こなせているのかが不思議で仕方ない。待ちゆく人がこの格好してたら絶対二度見する。まさに「今まで見たことないこのタイプ」なんだよなぁ…

第一弾のRGTOのSALUと、このSALUと、このあと出てくるSALUが全然別人に見えるのがすごい。

 

 

11.さユり / 平行線


クズの本懐、アニメ版で見ていたんですが、めちゃくちゃ良かったです。個人的には、クズしかいない中でただただピュアでいい人な「お兄ちゃん」が好きでした。

さユりとの出会いは野田洋次郎楽曲提供のフラレガイガールでした。(Youtubeフラレガイガール、最後がカットされているんですが、物語全体の「オチ」とも言えるラスサビが一番カッコイイのでぜひフルで聴いてほしいです。起承転まで聴いて結を知らないの勿体なさすぎるから!!)

さユりは、切なくて苦しいけれど強い女の子って感じの曲がめちゃくちゃ似合う。ブレスの音で魅せるアーティストですよね。平行線もフラレガイガールも入ってる1stアルバム、「ミカヅキの航海」最高でした。

 

 

12.King Gnu / Vinyl

 

米津玄師がラジオで「King Gnuカッコイイ、あと常田大希ってやつが飲み友達で一緒に曲作った!」みたいなこと言ってて、ん…?この曲聴いたことある…なぜ…?と思ったらKing Gnuの前身のSrv.Vinciのアルバムを弟が持ってました。

Vinyl、エロカッコイイの極み。ギターのリフが最高of最高。ちなみにSrv.Vinci版は歌詞がちょっと違うのですが、もっと音のつくりがシンプルな分、変態ベースが映えててまた別の良さが炸裂しています。

このアルバムの曲ではVinylの次点で「破裂」が好きです。

破裂

破裂

  • provided courtesy of iTunes

 

 

13.MONDO GROSSO / ラビリンス


えええええ!なんですかこの満島ひかりの美しさ…映像の美しさ…!香港旅行のPRでしょうか…Siaのとか、サイダーガールのみたいな、カメラ長回しの一発撮りでずっと女の子が踊ってるMVが大好きなんですよね。あとボカロ曲ですが九龍レトロを愛しているわたしにこのMVは無敵だった。

今年のNo.1ドラマはもちろん「カルテット」一択でした。満島ひかりの自由奔放で少しミステリアスな空気感に虜になって目が離せない。満島ひかりソロ名義の群青も最高でした。2018年も、歌手とか女優とかの枠組みを超えた、いろんな表現を見てみたい。楽しみです。

 

 

14.椎名林檎トータス松本 / 目抜き通り

 

椎名林檎嬢によるカルテットの公式二次創作!!!!

この曲を聴きながら歩きたい、という理由だけで銀座に行きました。オープン直後、かつGWの銀座SIXは混みすぎてて何も見れなかったけれど…

椎名林檎は、「東京」に生きる椎名林檎、というセルフプロデュースが神がかってるなぁと思う。この曲も女の子は誰でもを彷彿とさせる。ジャジーなテイストに綺羅びやかなショー。札幌で生まれ育ったわたしに、「東京」という夢を見させてくれる存在。

カルテットドーナツホールの4人もまた、「東京」という夢をみていたのかなぁ。

 

 

15.Doughnuts Hole / おとなの掟


本物の紅白歌合戦に出てほしい。カルテットドーナツホール、として。あまちゃん第157回のように。物語を超越した存在になってほしい…

このEDをみて、カメラを覗き込む高橋一生はあまりにもやばいな…と思ってたら12月、映画「THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY」のカイトで120%魅せていただきました。本当にありがとうございました。はい!右下!どん!

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神山六人氏と、「おとなの掟」歌詞読解をしたことがありました。まずこの曲の歌詞、文字数がピタッ!!!!と揃っているのが狂気的。

「好きです」「ありがとう」「冗談だよ」SAJの三段活用みたいに、「好き」とか「嫌い」とか「欲しい」とか白黒つけることを口走るのは「滅びの呪文」にしかならないから、「グレー」で生きていくんですね。片思いの矢印が交わらず、「ドーナツ」型の円環を形成してしまうこの4人は。そのドーナツホールの外側にいるのがありすちゃんなんですよね。

この「ドーナツ」型のモチーフとか、他にも色々視覚的な仕掛けや伏線が仕込まれているカルテット、本当に大好きです。出会えてよかった。これからも布教し続けていくよ!

 

 

 16.鏡面の波 / YURiKA


宝石の国、まだ終わっていませんが。第1話からオープニングに衝撃をうけて最初本編が頭に入ってこなかった。冒頭のピアノの拍子何…?と思ってたら、フォスフォフィライトの硬度3.5×2拍子らしいという記事を発見して鳥肌が止まりませんでした。照井順政氏、何者だ…?!と思ってググってヒットしたのを片っ端から聞きましたよね…

今年はアニメや映画から良曲に出会って、その曲のクリエイターつながりでさらに良曲に出会って…というのが多かった気がする。2018年も多方面にアンテナを立てていきたい!

 

 

17.SALU / 夜に失くす feat. ゆるふわギャング

 

できるだけアーティスト被りは排除したのに、SALU、なぜか3回目の登場。それくらい2017年にインパクトがデカかったアーティストでした。アルバム「INDIGO」最高でした。2018年もSALUくんには頑張ってほしい。というと「ハッ?お前が頑張れエセ評論家」って言われるのでやめときます。が、札幌出身のアーティストっていうのが!うれしい!応援しています!!

面白いコラボですよねこの曲。夜、この曲を聞きながら散歩するのいいですよ。まず、「ゆるふわギャング」って名前がいい。最高。それに、曲を聞いたら本当に「ゆるふわ」な「ギャング」なのでさらに最高。にゃんこスター同様、この2人は本物のカップルらしいですね。ゆるーーーい曲に、放送禁止用語連発のパンチあるリリックを繰り出しまくるの、ほんと好きです。Dippin' Shakeをまずは聴いてみてほしい。まさにゆるふわでギャングです。言ってる意味が分かると思う。

 

 

18.DAOKO×米津玄師 / 打上花火

 

言わずと知れた2017年のヒット曲。

某花火大会、打ち上がる花火のバックにこの曲がかかる演出はニクかった。

映画も賛否両論ありましたが、わたしは好きでした。

 

 

19.indigo la End / 夏夜のマジック


今年の曲じゃないですが、教えてもらったのが今年なので。夏の間、ずっと聴いてました。えのんくん、こんなエモエモな曲書けちゃう人だもんね…なんかもうプライベートはどうでもいいし騒ぐ気もないので、これからもエモエモな曲を作り続けてくださいお願いします…という気持ち。

先日リリースされた冬夜のマジックも、切なくて苦しくなる系エモーショナル冬ソングだったので、合わせてぜひ。

 

 

20.CRCK/LCKS / 傀儡

傀儡

傀儡

  • CRCK/LCKS
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

Youtubeにないし、この視聴じゃ一番ウォッってなるところのほんっと直前で切れてるし、この曲の素晴らしさを伝える方法がないことに動揺を隠せない。聴きたい人!なんならわたしが250円払うから!聴いて!お願い!!っていう曲です。

クラクラは『パパパ!』MV CRCK/LCKS(クラックラックス)こんな感じの超実力派しかいないバンドなんですが、このボーカル小田朋美さんが「好き」って多分50回くらい言う曲です。えっまだ言うの??そんなに言うの???ってくらい「好き」って言います。50回、全然盛ってない。ほんとにめっちゃ言う。

その「好き」の表情が一つ一つ全然違うんですよね。切ない「好き」だったり、愛に溢れた「好き」だったり、声を絞り出すような「好き」、優しい「好き」、苦しい「好き」。

2017年、Youtubeにないけど聴いてほしいランキング1位。あなたもこの曲が、好きになるはず。

 

 

第二弾はここまで。